年明け最初のイベントは、新春将棋大会です。
子どもたちは豪華優勝商品を目指して、どうぶつ将棋の部(1年生のみ)と将棋の部(年長〜6年生)で競い合いました。
子どもたちに喜んでもらえてよかったです。
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ということは、新春将棋大会の表面的な狙いにすぎません。
体験学習を標榜しているネイチャリングルームが開催するにはそれ以上の目的があります。
将棋は手順を踏んで考える力を養うのに優れています。
手順を踏んで考える力とは、「一つ課題をクリアしたら、次の課題をクリアすることで、ゴールに徐々に近づいていく。」そんな力です。
また、将棋は、状況の変化(相手の出方)を見ながら、最善の行動を選択(自分の手を指す)するということの繰り返しです。
時として、一つのコマも動かしたくない(またはどうしていいかわからない)という状況も起こりますが、
相手の番が終わったら、自分の手を打たなければならないというのが将棋のルール。
トランプではパスが許されるものもありますが、将棋にパスはありません。
将棋は実は「行動」が強制されているゲームなのです。
「動きながら考える。」どこかのビジネス書かサッカーの専門書に出てきそうなくだりですが、将棋も動きながら考えなければなりません。
ビジネスよりな見方をすれば、将棋はPDCAサイクルをひたすら回しているゲームといえるでしょう。
Plan(計画:先の手を読む)→Do(実行:手を打つ)→Check(評価:相手が打つ)→Action(改善:想定外の手で改善の余地を気付かされる)
→ Plan(再計画:反省を踏まえて改めて先の手を読む)
将来に向けて、遊びながら、頭の使い方をトレーニングする。これがネイチャリングルームの将棋大会の真の目的です。
ちなみに優勝者は、プログラミング教室に通う小学3年生の男の子でした。
ネイチャリングルームには考える力を育てるため、町田、鶴川、柿生、新百合ケ丘、百合ヶ丘、読売ランド前と小田急沿線から多くの子どもたちが通ってきています。
あなたのお子さんも精鋭たちの仲間に入りませんか。