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入学からの新生活2ヶ月間のダイジェスト!

2017年 6月 7日

今年の新入生を迎えて、早2ヶ月が経ちました。

ネイチャリングルームでは今年も盛りだくさんの取り組みをしています。

いくつかダイジェストでご紹介します。

<桜の観察>

ネイチャリングルームの特長は、「自然を通じて教育を行うこと」。

子どもの成長の柱となる心を健やかに清らかに育てることを狙いとしています。

今年は桜の花でいろんなことを学びました。

小学校1年生の算数の最初の課題は何と言っても数字をきちっと学ぶこと。数を数える、順番を考えるといったことは算数の学びそのものの学年です。

普段漠然と見ているものであっても、見方を変えると色々見えてなかったものが見えてきます。

「桜の色は何色か?」

「ピンク!」

これはよくある答え、ここからが本題。

「それだけ?」

「少し濃い赤もある」、「黄色もある」、「茶色もある」

「どこが?」

「にょろにょろ出てる先っぽが黄色い」

「これが観るということです。」

「にょろにょろ出てるの何本くらいあると思う?」

「10本くらい」

「それでは分解して数えてみましょう」

「30本あった!」

これが、桜の花から展開されるネイチャリングルームの授業です。

自然を通じて、理科も算数も学ぶ。

<ネイティブ英語>

「What color do you want ?」

「Blue!」

ブロックを積む。無事崩れなかった!

楽しみながら英語を学ぶスタイルです。

テキストは、なんと自然と写真の雑誌で有名なNational Geographic社のものを使用。

ここでも自然から学ぶというスタンスに変わりはありません。

言葉がわからなくても、なんとかして伝えようとする気持ちが大切だということも合わせて指導しています。

<ロボット>

テキストにしたがって、ロボットを作る!

そして競い合う。勝てるように工夫する。

勝つ喜びを味わい、負ける悔しさも味わう。

勝者は1名しか作らないことを徹底しているので、圧倒的にみんな負けることが多い。

難しくてもなんとか、やりきって作り上げ、負けても折れない心を育てる。

ロボット作りを通じて、心を育てています。

(もちろん、物理の話もしています)

<自然遊び>

タケノコ掘り、農園で種まき・苗植え、収穫、食育、こんなことを取り組んでいます。

農作業を通じて、植物について学びます。

教室で調理もしていますので、調理の仕方を見て覚える子も出てくるかもしれません。

そして自然観察から学ぶ。誰でも知っているタンポポ。タンポポの種といえば綿毛。

ネイチャリングルームでは、綿毛をつくちゃいました!

新幹線の先頭部分がカモノハシの特徴を使ったとか、割れない茶碗にアワビの貝殻の特徴を取り入れたとか、産業界でも自然から学んで応用しているものはたくさんあります。

そんなきっかけになってくれれば嬉しいです。

<アート・造作>

ネイチャリングルームの絵画は、作って、触って、匂いを嗅いで、聴いて、味わって、描きます。

あるがまま、自分らしい表現をすることが、狙いです。

上手いとか、下手とか、テクニックとか、そういう次元でアートを捉えていません。

自分なりに考えをもち、自分が正しいと思ったことを、自信をもって、しっかりと表現できること。

そんな姿勢を育んでいます。

<理科実験>

「知ってる!」という子はたくさんいます。

でも「やったことある!」という人はそこから比べると大分少なくなります。

中学受験ともなると、人によっては、一度も見たことがないような草花の話や、滑車の話が出てきます。

でも点を取るために、体験する前に、知識として解き方を覚えてしまう。

そして、自ら発見することで知識が脳裏に体験として焼きつく機会を失い、直感的に考える力が失われていく。

いわゆる良い中学に入るのが良いのか、考える力を育てるのが良いのか。

必ずしも2者択一ではないのかもしれませんが、少なくとも小学校低学年においては、考える力を育てたいものです。

<釣り遠足>

今年はネイチャリングルームの子どもが通う百合丘小学校、南百合丘小学校、長沢小学校の運動会が同日となり、振替休日も同日となりましたので、みんなそろって釣り遠足に行きました。

昨年に続き、全員釣れました!

そして全員さばきました!

そしてお家に持ち帰って食べました!(未確認のため食べてない人もいるかもしれません)

いかがでしたか?

ネイチャリングルームの2ヶ月の出来事のほんの一部です。

入会をご検討の方は、まずは説明会にお越しください。


国立科学博物館見学【春のイベント第2弾】

2017年 3月 29日

ネイチャリングルームでは、映画「ナイトミュージアム」さながらの「自然史ミュージアムでサバイバル」の書籍が大人気です。自然史ミュージアムで恐竜などが暴れだすという物語です。

大英自然史博物館が、日本に来日しているとのことで、ネイチャリングルームではすかさず遠足を企画。春休みを利用して、見学に行きました。

文字通り体力の限界まで展示物に見入っていました。

「本物を見る」

これは子どもたちにとってとても重要な原体験だと思います。

鉱物、植物、標本、化石、最古の書籍など非常に様々な分野の貴重品を見ることができました。

また、国立科学博物館の常設展には、世界一重い木と世界一軽い木が展示してあり、誰でも持ち上げられるようになっており、子どもたちは重さを体験できます。

その成果があって、後日公園でとても軽い木の塊を見つけて、抱きかかえ世界一軽い木見つけたといって大喜びでした。

本物を触る

これも重要な原体験でしょう。

ネイチャリングルームでは、24種類の鉱石と8種類の化石を購入しました。

「鉄は石はできている」、「古代の石を燃やして電気を作っている」などの知識を伝えるのはまだ先かもしれませんが、そのときに向けて、本物の教材を準備するためです。

 

 

ネイチャリングルームで日常的にどんな指導をしているのか知りたい方は、是非、学童保育の説明会もしくは体験授業にご参加ください。

Webに掲載できない教育、授業の数々をご紹介しております。

 


いちご狩り【春のイベント第1弾】

2017年 3月 22日

春を満喫する遠足企画第一弾イチゴ狩りです。

寒い冬も元気に外で遊んできた子どもたちが春を満喫しました。

イチゴには種類がたくさんあり、それぞれで味が違うことをしっかりと学んでいました。

生活科や理科の問題では、葉っぱの形や花の形が図解され、何の花か何の葉っぱかを問う問題がよくあります。

問題集の絵と答えを見れば、なんとなく学ぶことができますが、それは本当に学んでいるのでしょうか?

実物や写真を見たこともないことに対して、答えが合っていても、それは本当の子どもも実力なのでしょうか?

子どもたちからよく聞く言葉で「それ、知っている!」という言葉をよく聞きます。

ミツバチが受粉の手伝いをしていることを、知っているだけの子と、その瞬間を見て、その成果を頂いて、体で理解している子とでは、「知る」の意味が大きく異なると思います。

また、よく知り理解していたとしても、応用や行動につながらなければ、所詮脳の肥やしにすぎません。

知識をアウトプットに変える力が必要です。

ネイチャリングルームでは、自分の考えや感情を自信を持って言える子を育てるべく、指導しています。

具体的にどんな指導をしているのか知りたい方は、是非、学童保育の説明会もしくは体験授業にご参加ください。

Webに掲載できない教育、授業の数々をご紹介しております。