HOME > お知らせ, 体験学習, 日々の生活

【入会検討者必見】イベントダイジェスト

2019年 9月 5日

2017~2021年のイベントや活動の一部をご紹介します。

子どもたちにとっては、楽しい行事ですが、

実は人生にとって、とても大切なことを学ぶ学習の場のでもあるのです。

  • 「自然から学ぶ」
  • 「ちょっと怖くてもチャレンジしてみる」
  • 「自ら行動して結果を受け止める」

そんな原体験が満載なのが、ネイチャリングルームのイベントです。

自然から学ぶ(Learning from Nature)

ネイチャリングルームのコンセプトでもあります。

昨今の経済成長、人間生活の高度化に合わせて、環境破壊が進み、将来は人間の生活自体も脅かされる危機が迫ってきていると言われます。

そんな中、「子どもたちに自然を好きになってほしい」という願いがあり、このコンセプトを押しているということありますが、これだけではありません。

自然との共生がますます求められる世の中になっており、何かを抑制する、制限することで危機を回避するという風潮があります。

しかし、もっと自然保護、環境保全を前向きに捉え、自然から学び、活用していく。

カモノハシの口の形をした新幹線やマグロの泳ぎ方を真似た潮力発電機など、人間が自然から学び活用した事例は多くあります。

さらには、自然から学ぶことを通じて、物事の本質を見抜く力を養ってほしい。

自然体験活動を通じて、観察力、洞察力、創造力、考える力も養いたい。

そんな思いから、ネイチャリングルームでは、このコンセプトで様々な自然体験活動を行っています。

最近の脳科学の研究によれば、人は物事を理解したり、ヒラメキが生じるとき、大脳新皮質に蓄えられた過去の経験や知識を総合的に関連付けしていることが明らかになっています。

学力偏重の教育は、非定型の経験、知識が圧倒的に不足するのではないか。

学校テストの点はとても良く、難しい入試問題が解ける、そこに偏ってしまうと、

子どもたちの人生にこれから訪れるであろう非定型の課題や問題を克服していくための基本的能力が欠如してしまうのではないか。

いわゆる学力を上げるために、子ども時代にしかできない貴重な体験をする機会を奪っているしまっているのではないか。

なんで世界有数の科学技術大国で経済大国であった日本からは革新的なサービスや製品が生まれなくなってしまったのだろうか。

それは、もしかしたら、子どもたちの大学への進学率が上がることと私立中学の進学率が上がっていることと関連しているのではないか。

そんな疑念を抱いているからこそ、ネイチャリングルームでは、「自然から学ぶ」を大切にしているのです。

 

ちょっと怖くてもチャレンジしてみる

小さなチャレンジをして成功したとき、これが自信になり、自己肯定感につながります。

この経験もこれからの社会にとってとても大切なことだと考えています。

ビジネスの世界で言われるPDCAという言葉、多くの方がご存知だと思います。

Plan(計画)→Do(実行)→Check( 評価)→Action( 改善)

というスパイラルですが、計画をしている間に、世の中が変わってしまう、ビジネスチャンスが失われてしまう。というのが、昨今のビジネスです。

PDCAの代わりに、OODAということが言われ始めています。

Observe(観察)→Orient(状況判断)→Decide(決断)→Act(実行)

という考え方です。

この考え方は刻々と変わる状況を的確に判断し、速やかに実行していくというものです。

PDCAが大きな組織で意識決定して、大きな物事を動かすときの考え方だとすれば、OODAは現場レベルで小さな最善手を打ち続けていくというものではないかと理解しています。

つまり、現場レベルでも自己責任に基づき、最善なことを考え判断し、決定し行動する。

なぜこうなったのか、それは科学技術などの発展により大きな組織でなくても、大きなことができるようになってきたからだと思います。たとえば、核廃絶を訴えノーベル平和賞を受賞したNGO組織、ICANはわずか3名でした。

企業活動には様々なものがあります。たとえば、人事、総務、経理、広報、調達、製造、販売です。しかし、サービスや人工知能などの技術の進化によって、体力をかける必要がなくなってきています。たとえば、メガバンクが数万人規模でリストラ策を発表したのも記憶に新しいです。つまり、企業としては、コアな部分だけあれば、ビジネスが成り立つという時代です。

裏を返すと、これからの子どもたちはビジネスの世界で生きていくためには、コアな部分になれる能力を身につけなければならないということです。

コアな部分に求められる資質・能力は、独創性と実行力ではないかと思います。

ちいさなチャレンジは、自分が試してみようと思ったことを、実際に実行するという

独創性と実行力を養う訓練なのです。

自ら行動して結果を受け止める

人の意思や行動を変えるのは難しいが、自分を変えることは自分の意思でできる。

だからこそ、すべての行動の結果の責任が自分にあると受け止めて、良くても悪くても結果を受けとめ、改めるべきところは改める。

こうした行動習慣も、人が成長するのに重要なことではないかと思います。

逆に、結果の責任を、人の責任にしたら、その時点で、その人がその結果から学ぶことはなくなる。

子どもたちにとって、失敗の原因を自分に求めるのは、辛いことだということは良くあります。

「誰々が余計なことをしたから」

「本気じゃなかったから」

「どうせつまらないから」

こんな言葉が子どもたちから聞かれることもありますが、

これを本心から思っていたら成長は期待できません。

ネイチャリングルームでは、

悔しくて表面的に強がりを言うことがあったとしても、

心の中では

「自分の責任で、結果がある。」

ということを受け入れられるような強い子を育てる取り組みをしています。



入学からの新生活2ヶ月間のダイジェスト!

2017年 6月 7日

今年の新入生を迎えて、早2ヶ月が経ちました。

ネイチャリングルームでは今年も盛りだくさんの取り組みをしています。

いくつかダイジェストでご紹介します。

<桜の観察>

ネイチャリングルームの特長は、「自然を通じて教育を行うこと」。

子どもの成長の柱となる心を健やかに清らかに育てることを狙いとしています。

今年は桜の花でいろんなことを学びました。

小学校1年生の算数の最初の課題は何と言っても数字をきちっと学ぶこと。数を数える、順番を考えるといったことは算数の学びそのものの学年です。

普段漠然と見ているものであっても、見方を変えると色々見えてなかったものが見えてきます。

「桜の色は何色か?」

「ピンク!」

これはよくある答え、ここからが本題。

「それだけ?」

「少し濃い赤もある」、「黄色もある」、「茶色もある」

「どこが?」

「にょろにょろ出てる先っぽが黄色い」

「これが観るということです。」

「にょろにょろ出てるの何本くらいあると思う?」

「10本くらい」

「それでは分解して数えてみましょう」

「30本あった!」

これが、桜の花から展開されるネイチャリングルームの授業です。

自然を通じて、理科も算数も学ぶ。

<ネイティブ英語>

「What color do you want ?」

「Blue!」

ブロックを積む。無事崩れなかった!

楽しみながら英語を学ぶスタイルです。

テキストは、なんと自然と写真の雑誌で有名なNational Geographic社のものを使用。

ここでも自然から学ぶというスタンスに変わりはありません。

言葉がわからなくても、なんとかして伝えようとする気持ちが大切だということも合わせて指導しています。

<ロボット>

テキストにしたがって、ロボットを作る!

そして競い合う。勝てるように工夫する。

勝つ喜びを味わい、負ける悔しさも味わう。

勝者は1名しか作らないことを徹底しているので、圧倒的にみんな負けることが多い。

難しくてもなんとか、やりきって作り上げ、負けても折れない心を育てる。

ロボット作りを通じて、心を育てています。

(もちろん、物理の話もしています)

<自然遊び>

タケノコ掘り、農園で種まき・苗植え、収穫、食育、こんなことを取り組んでいます。

農作業を通じて、植物について学びます。

教室で調理もしていますので、調理の仕方を見て覚える子も出てくるかもしれません。

そして自然観察から学ぶ。誰でも知っているタンポポ。タンポポの種といえば綿毛。

ネイチャリングルームでは、綿毛をつくちゃいました!

新幹線の先頭部分がカモノハシの特徴を使ったとか、割れない茶碗にアワビの貝殻の特徴を取り入れたとか、産業界でも自然から学んで応用しているものはたくさんあります。

そんなきっかけになってくれれば嬉しいです。

<アート・造作>

ネイチャリングルームの絵画は、作って、触って、匂いを嗅いで、聴いて、味わって、描きます。

あるがまま、自分らしい表現をすることが、狙いです。

上手いとか、下手とか、テクニックとか、そういう次元でアートを捉えていません。

自分なりに考えをもち、自分が正しいと思ったことを、自信をもって、しっかりと表現できること。

そんな姿勢を育んでいます。

<理科実験>

「知ってる!」という子はたくさんいます。

でも「やったことある!」という人はそこから比べると大分少なくなります。

中学受験ともなると、人によっては、一度も見たことがないような草花の話や、滑車の話が出てきます。

でも点を取るために、体験する前に、知識として解き方を覚えてしまう。

そして、自ら発見することで知識が脳裏に体験として焼きつく機会を失い、直感的に考える力が失われていく。

いわゆる良い中学に入るのが良いのか、考える力を育てるのが良いのか。

必ずしも2者択一ではないのかもしれませんが、少なくとも小学校低学年においては、考える力を育てたいものです。

<釣り遠足>

今年はネイチャリングルームの子どもが通う百合丘小学校、南百合丘小学校、長沢小学校の運動会が同日となり、振替休日も同日となりましたので、みんなそろって釣り遠足に行きました。

昨年に続き、全員釣れました!

そして全員さばきました!

そしてお家に持ち帰って食べました!(未確認のため食べてない人もいるかもしれません)

いかがでしたか?

ネイチャリングルームの2ヶ月の出来事のほんの一部です。

入会をご検討の方は、まずは説明会にお越しください。


いちご狩り【春のイベント第1弾】

2017年 3月 22日

春を満喫する遠足企画第一弾イチゴ狩りです。

寒い冬も元気に外で遊んできた子どもたちが春を満喫しました。

イチゴには種類がたくさんあり、それぞれで味が違うことをしっかりと学んでいました。

生活科や理科の問題では、葉っぱの形や花の形が図解され、何の花か何の葉っぱかを問う問題がよくあります。

問題集の絵と答えを見れば、なんとなく学ぶことができますが、それは本当に学んでいるのでしょうか?

実物や写真を見たこともないことに対して、答えが合っていても、それは本当の子どもも実力なのでしょうか?

子どもたちからよく聞く言葉で「それ、知っている!」という言葉をよく聞きます。

ミツバチが受粉の手伝いをしていることを、知っているだけの子と、その瞬間を見て、その成果を頂いて、体で理解している子とでは、「知る」の意味が大きく異なると思います。

また、よく知り理解していたとしても、応用や行動につながらなければ、所詮脳の肥やしにすぎません。

知識をアウトプットに変える力が必要です。

ネイチャリングルームでは、自分の考えや感情を自信を持って言える子を育てるべく、指導しています。

具体的にどんな指導をしているのか知りたい方は、是非、学童保育の説明会もしくは体験授業にご参加ください。

Webに掲載できない教育、授業の数々をご紹介しております。